第一開発部
イワモト ヨウスケ
入社年:2014年
出身校:千歳科学技術大学 光応用システム学科

人の役に立つ、それを実感できる仕事、面白くてたまらない!

第一印象は、クセの強い会社だなと思った。

東京で11年ほど在籍した会社から、なぜ札幌の小さな会社へ転職されたのでしょうか?

イワモト
私は、元々、北海道出身で、東京に就職して11年ほど大きな国際物流のシステムに携わっていました。
その頃から漠然とですが、将来は北海道へ戻りたいと思っていました。
母が、トリニティ・ドゥへ入社する5年前に亡くなって、ひとりになった父が心配なこともあって、
北海道へ戻ろうと思いました。その時36歳だったのですが、転職するなら今しかないと思ったんです。
40歳を前に、人生の岐路に立ったわけですね。その時の転職活動はどうだったのですか?
トリニティ・ドゥへはどなたかに紹介されたのでしょうか?

イワモト
いいえ。紹介はなかったです。ハローワークへ行ったりもして、10社ほど面接を受けました。その中にトリニティ・ドゥがありました。
その10社の中にあって、いちばん待遇の良い会社がトリニティ・ドゥでした。面接を受けて入社が決まったのですが、実は断ろうかと思っていました。
え?それはなぜでしょうか?

イワモト
面接官が、今の開発部長と副部長、だったのですが、、、
話を聞くうちに思ったのは、この会社、かなりクセが強いなと(笑)
技術力が、めちゃ高くて、自分がついていけるかなと心配でした。
たしかにクセ強いですよね(笑)
中途採用者は、即戦力を期待されますから、プレッシャーもかかりますよね。

イワモト
そして、2回目の面接は、社長との面接で、正直に自分の気持ちを言いました。そうすると、社長は環境が違うのだから、はじめから上手くいくとは思っていないよ。気負わなくても良いので、まずはやってみなさい。と言われました。それで気が楽になり、入社を決めました。
今思えば、昭和の刑事ドラマのようです、コワい刑事の後に優しい刑事が来て、カツ丼と優しい言葉に絆されて(笑)
入社してみて、そのクセが強い点については実際の現場ではどう感じられましたか?

イワモト
最初は、やはり大変でした。皆、仕事へのこだわりが、すごい。
やってきたことへの、こだわり、こだわりの塊です。それだけのことをやってきている人だけが持てる自信やプライドがあって。技術の進歩が早いので、常に勉強し続けている。そんな姿勢に、同じ技術者として学ぶべきものが多く、とても刺激されました。
しだいに面白くなって、自主的にやっていけるようになりました。

面白みはエンドユーザーの反応が即座に受け取れること。この先も、様々な人や仕事に出会い、成長したい。

現在は、交通系の決済クラウドシステムの開発を担当されてますね。
電車やバスに乗るときに、ピッとかざすアレでしょうか?

イワモト
そうです。非接触ICカード技術が開発されてから、世の中は、どんどん進化してきました。交通系ICカードだけでも様々なサービスが乱立しています。事前にチャージや対応カードの違いがあり、一般利用者にとっては複雑でわかりにくいのが現状です。
私が担当しているのは、利用者が事前チャージやサービスの違いを意識することなく、クレジットカードやQRコードをかざすだけで利用できる交通決済サービスの開発です。
例えば、持っているクレジットカードやスマホを改札でかざすだけで通ることができます。
先日、大阪で実証実験が開始されました。
コロナが収束し、自由に旅行ができるようになったら、海外からの旅行者にはとても便利に使えそうですね。
技術開発の苦労は多々あると思いますが、同時にやりがいもあるのではないでしょうか?

イワモト
はい、TwitterなどのSNSで、一般利用者からの反応を即座に受け取ることができます。そこに、この仕事の面白さもあります。
良い感想だけでなく批判も含めて、反応を受け取れるのが、とても嬉しい!
プロジェクトチームとエンドユーザーが一緒に作り上げていくような感覚です。今はSNSで一般人が当たり前に発信する時代です。
たしかに難しい点もありますが、それ以上のやりがいを感じます。
将来の目標や希望をおしえてください。

イワモト
このトリニティ・ドゥが、もう少し大きくなったら良いなと思います。
大きくなるということは、人が増えることで更に多様性が広がる、面白い人も入ってくる、そうすると、もっと面白く仕事ができる。
北海道のIT会社で、面白い仕事をする会社といえば、トリニティ・ドゥといわれるようにしていきたいです!

趣味は、電子回路を自作

プライベートでの趣味や凝っていることはありますか?

イワモト
電子回路を自作するのが趣味です。
最近は、雷を研究していて、「雷センサー」を作りました。それから、ラズベリーパイの無停電電源装置を作ったりしました。
学生時代から電子回路に興味があり、回路を製作する会社へ入りたいと思っていたこともあります。
実は、学生の頃はソフトを開発するシステムエンジニアになるつもりはなかったんです(笑)

就活中の方へのメッセージ

イワモト
新卒の方へは、最初は、何もわからないのが当たり前。とても難しいと思ったり、疎外感を感じたりするかもしれないが、この技術だけは極めるんだ!この技術だけは誰にも負けないようになりたい!という気持ちで入ってきてほしい。
中途採用の方へは、常に新しい技術へ挑戦したい人、会社をもっと良く変えていこうと思う人を、待っています。
もちろんクセの強い人、歓迎します。共に成長しましょう!

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